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QPLUSを育ててくれたアニメーションを紹介します。
アニメーションを勉強する方の参考になればと思います。

●リスのパナシ

監督:岡本忠成
初めて仕事として参加したアニメーションです。
いきなりの美術の仕事でしたがエコー社の過去の作品である「あれはだれ?」
の美術形式でとの事でしたので、そんなに迷いはありませんでした。
パステルのソフトな美しさと毛糸の質感を生かしたアニメーションです。
線画台をマルチに組んで、背景に奥行きをだしています。
監督の岡本さんが大きな体を縮めてリスがクルミを食べる姿を上手に演じていたのが忘れられません。

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●WALKING

監督:ライアン・ラーキン

カナダのアニメーション作家ライアン・ラーキン美しい水彩描きアニメーションです。人が歩くというシンプルなアニメーションだけで、ここまで感動させられるのは、彼のその後の人生(ホームレスになる)も含めて実にラーキンが本物の芸術家だからということなのでしょうか?当時世界中のアニメ作家に影響を与えた作品です。一度はまねしてみたいウォーキング!ところでNATIONAL FILM BOARD OF CANADAのサイトでWALKINGが見られます!
http://www.nfb.ca/film/Walking

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●道成寺

監督:川本喜八郎

能の「道成寺」を題材として、絵巻物形式の背景と文楽風の人形が作り出す情念の世界。若い僧侶を追って狂気のように走る女性が川に阻まれて立ち止まり、荒い息をするシーン、大蛇となって寺の境内に侵入して、僧侶が隠れている鐘を発見するシーンのため息など、妙に忘れられません。極めつけは炎に焼かれた僧の白い骨が崩れ去り、桜の花びらとともに運ばれていくラストシーン。日本の人形アニメーションてこんなにすごいのね。と度肝を抜かれました。
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